担保割れ物件とはどのような物件のことですか?
担保評価額が現在のローン残高よりも少なくなっている状態の不動産を、担保割れ物件といいます。つまり、
■担保評価額<現在のローン残高
ということです。このような状態の物件ですと、借り換え時の査定も低くなります。
バブル時代に買った住宅などは、現在ではその多くは担保価値が下がっているはずです。
では、担保割れ物件では借り換えはできないのですか?
以前ですと、金融機関はほとんど担保割れ物件について借り換えを認めていませんでした。
しかしながら、最近は、以下のような点に問題がなければ、仮に担保割れ物件でも借り換え融資ができるところが多くなってきています。
■返済能力の問題
■収入基準の問題
実際上は、担保評価額の2〜3倍の借り換えができるケースもありますので、金融機関の窓口で相談してみてください。
上手な借り換え時の返済プランは?
借り換え時の返済方法については、以下のような工夫をすることで、目的によっては有利になることもあります。
■返済期間の工夫
⇒ 返済期間を同程度にすることによって、毎月返済額を軽減させます。
■毎月返済額の工夫
⇒ 毎月返済額を同程度にすることによって、返済期間を短縮させます。
⇒ 毎月返済額を少し多くすることで、返済期間をさらに短縮することが可能になります。 |